デジタル遺言の意味と役割

デジタル遺言は法的な効力はあるの?

よくある質問『lastmessgae(ラストメッセージ)は法的な効力はあるの?』の深い話を1つ。

lastmessage(ラストメッセージ)はデジタル遺言(ゆいごん)サービスです。法的に有効な遺言書とは異なり、デジタル遺言は法的な効力を持ちません。しかし、遺言書をのこす意味を考えてみると、遺産分割事件を起こさないようにするためが大半です。相続は争族ともいわれる程なのです。

法的な遺言書の役割は、争族にならないよう、遺産分割事件を起こさないようにするためであり…

人が死亡後に法律上の効力を生じさせる目的で、遺贈、相続分の指定、相続人の廃除、認知などにつき、民法上、一定の方式に従ってする単独の意思表示(大辞泉より引用)

このように上記が目的のはずです。

そうです!この意思表示に特化したのが、わたしたちの考えるデジタル遺言です。心もカラダも元気なうちに、そして判断能力があるうちに意思表示しよう!というものなんです。

遺言書には付言事項というものがあり「家族で仲良くするように」とか「葬儀は同級生の田中くんのところで頼む」など、法的な効力を持たない内容を残すことができます。この付言事項に記すことで法的な効力の無いことでも記載しておけば事実上、遺族が従ってくれる可能性があるというものなんだそうです。近年では、この付言事項の活用が重要視されているそうです。

そういったことから、デジタル遺言であっても、メッセージが届いた先の家族・友人・恋人が、あなたの心情を理解して争う気持ちが生じなくなるかもしれません。デジタル遺言を発動するラストメッセージ機能は、元気なうちに意思表示をして、あなたの意志を未来に遺すためのサービスなんです。いつでも、どこでも、気軽に意志をアップデートできますよ。

きふど みらい